京都大学医学部附属病院 薬剤部

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お薬の正しい服用方法

注意事項

お薬は用法・用量をよく守り、指示された通りにお使いください。
内服薬は「水」か「ぬるま湯」でお飲み下さい。

内服薬は包装シートから取り出してお飲み下さい。
包装シートのまま飲んでしまうと、のどや食道などを傷つけることがあり、たいへん危険です。
また、誤飲を避けるため、必要がなければ包装シートは1錠ずつ切り離さないで下さい。

保管方法

お薬は、高温、湿気を避けて、直射日光の当たらない涼しいところに保管してください。
また、お子さまの手が届かないように注意して下さい。

冷所保存するお薬もあります。冷蔵庫で保存する必要のあるお薬は凍結を避けるようにして下さい。

飲み忘れたとき

お薬の飲み忘れたタイミングが服用時間と近い場合には、気づいた時に服用することができます。
気づくのが遅くなった場合には次の服用時間まで待ちましょう。
1回分飲んでいないからと、一度に2回分のお薬を飲んではいけません。
からだの中のお薬の量が一時的に必要以上に多くなり、副作用の起こる可能性があるためです。
お薬によって対応が違う場合もあるので、あらかじめ医師や薬剤師に聞いておくと良いでしょう。

飲み忘れが多いと、正しい診察ができなくなります。
お薬の効果を正しく判断するためにも、きちんとお薬を飲み、飲み忘れた時には診察の際に伝えて下さい。

お薬が余ってしまったら

ご自宅でお薬が余ってしまったら、医師やかかりつけ薬局の薬剤師に相談して下さい。
薬局では、処方日数の調整や、飲み忘れ対策を行うことができます。
また、薬局から医師に相談して処方の見直しをすることが出来るかもしれません。
余ったお薬を薬局に持参してご相談下さい。