京都大学医学部附属病院 薬剤部

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トレーシングレポート

服薬情報提供書(トレーシングレポート)の運用について

 保険薬局の皆さまには、平素より疑義のある処方について処方医師に対して疑義照会を行うなど、安全で安心な薬物療法の遂行にご協力いただきまして、ありがとうございます。保険薬局への来局時に患者から聞き取った薬剤のアドヒアランス状況や健康食品の使用に関する情報など、即時性の低い情報について、処方医師へ手際よくフィードバックすることは困難であったと思われます。一方で、情報の中には、即時性はなくとも、診療上重要な情報が含まれる場合もあります。
 そこで本院薬剤部では2種類の服薬情報提供書(トレーシングレポート)を整備しました。
 服薬情報提供書(トレーシングレポート)は、本院の様式をダウンロードしてご利用いただき、本院薬剤部までFaxにて送信してください。

Fax送信先
京都大学医学部附属病院 薬剤部
075-751-3205

一般的な薬物治療に関する服薬情報提供書(トレーシングレポート)の運用

 保険薬局にて即時性は低いものの「処方医師への提供が望ましい」と判断された内容についてFaxにて服薬情報提供書を薬剤部まで送信ください。薬剤部にて集約したのち、医師へ情報伝達を行い、診療科との情報共有を図ります。

服薬情報提供書(トレーシングレポート)

がん薬物治療に関する服薬情報提供書(トレーシングレポート)の運用

 近年、多くの新規抗がん薬が登場し、がん治療が複雑化・高度化する中で、処方医師に対し、患者さんの外来通院中の服薬状況や副作用状況などの情報を円滑にフィードバックすることが重要となってきました。
そこで、副作用の早期発見や重篤化防止に繋げるための取り組みとして、がん薬物治療に関する服薬情報提供書(トレーシングレポート)を準備しました。
 患者さんの副作用モニタリング等にご活用いただき、本院薬剤部まで適宜FAXをお願いいたします(FAX番号:075-751-3205)。
ただし、緊急を要する場合については、直接主治医まで電話にて報告をお願いいたします。

連絡先
京都大学医学部附属病院 薬剤部
電話 075-366-7525(平日8:30〜17:15, 抗がん剤取り揃え室)
   075-751-3581(薬務室)
FAX 075-751-3205(薬務室)