業績 アーカイブ
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2023-01-20業績米澤淳准教授/副部長らは、日本医療薬学会 医療薬学学術第四小委員会の活動を通じて、「ゾコーバ(エンシトレルビル)の薬物相互作用マネジメントの手引き」を公表しました。
薬剤師による薬物相互作用マネジメントに、本手引きをご活用いただければ幸いです。
https://www.jsphcs.jp/news/banner/20230119.html -
2022-12-02業績幾田慧子大学院生、中川俊作助教らは、当院腎臓内科および医学研究科ビッグデータ医科学講座との共同で、プロトンポンプ阻害薬およびマクロライド系抗菌薬の使用が急性腎障害発症リスクへ及ぼす影響を明らかにしました。この研究成果は、BMC Nephrology誌に掲載されました。
Ikuta K., Nakagawa S., Yamawaki C., Itohara K., Hira D., Imai S., Yonezawa A., Nakagawa T., Sakuragi M., Sato N., Uchino E., Yanagita M. & Terada T. Use of proton pump inhibitors and macrolide antibiotics and risk of acute kidney injury: a self-controlled case series study. BMC Nephrol 23, 383, (2022).
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2022-11-14業績糸原光太郎助教(現・神戸大学医学部附属病院薬剤部・特命助教)らは、肝胆膵・移植外科と共同で、母集団薬物動態解析の手法を用いて肝移植患者における免疫抑制薬エベロリムスの薬物動態に影響を与える因子を明らかにしました。この研究成果はClinical and Translational Science誌に掲載されました。
Itohara K., Yano I., Nakagawa S., Sugimoto M., Hirai M., Yonezawa A., Imai S., Nakagawa T., Hira D., Ito T., Hata K., Hatano E., Terada T. & Matsubara K. Population pharmacokinetics of everolimus in adult liver transplant patients: Comparison to tacrolimus disposition and extrapolation to pediatrics. Clin Transl Sci 15, 2652-2662, (2022).
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2022-10-13業績増井翔大学院生、米澤淳准教授らは、島津製作所および当院リウマチセンター等との共同で、抗TNF製剤エタネルセプトのN末端2残基が生体内で欠損するバイオトランスフォーメーション、および当該反応におけるDPP-4の寄与を明らかにしました。この研究成果は、Pharmaceutical Research 誌に掲載されました。
Masui S., Yonezawa A., Yokoyama K., Iwamoto N., Shimada T., Onishi A., Onizawa H., Fujii T., Murakami K., Murata K., Tanaka M., Nakagawa S., Hira D., Itohara K., Imai S., Nakagawa T., Hayakari M., Matsuda S., Morinobu A., Terada T. & Matsubara K. N-terminus of etanercept is proteolytically processed by dipeptidyl peptidase-4. Pharm Res 39, 2541-2554, (2022).
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2022-10-03業績片田佳希薬剤師、中川俊作助教らは、呼吸器外科と共同で、免疫抑制薬タクロリムスの血中濃度変動とその効果が関連することを明らかにしました。この研究成果は、Journal of Pharmaceutical Health Care and Sciences誌に掲載されました。
Katada Y., Nakagawa S., Itohara K., Suzuki T., Kato R., Endo H., Sugimoto M., Yonezawa A., Nakagawa T., Ohsumi A., Nakajima D., Date H. & Terada T. Association between time in therapeutic range of tacrolimus blood concentration and acute rejection within the first three months after lung transplantation. J Pharm Health Care Sci 8, 25, (2022).
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2022-09-15業績小島悠輔薬剤師、片田佳希薬剤師らは、精神科神経科と共同で、直接経口抗凝固薬と抗うつ薬の併用下における出血性有害反応の発現状況を調査し、その結果を発表しました。この報告は、医療薬学誌に掲載されました。
小島悠輔, 片田佳希, 中川俊作, 重面雄紀, 圓東寛基, 山本将太, 米澤 淳, 中川貴之, 松原和夫, 杉田尚子, 村井俊哉, 寺田智祐. 抗うつ薬併用下における直接経口抗凝固薬による出血リスクの検討. 医療薬学 48(9), 419-428, (2022).
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2022-05-17業績重面雄紀薬剤師、今井哲司講師らは、精神科神経科との共同で、うつ病に併発する不眠症患者に対して薬剤師主導で非盲検無作為割付け臨床試験を実施し、ベンゾジアゼピン系睡眠薬からオレキシン受容体拮抗薬、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬へ変更することの有効性を明らかにしました。この研究成果は、Clinical Neuropharmacology誌に掲載されました。
重面雄紀薬剤師、今井哲司講師らは、精神科神経科との共同で、うつ病に併発する不眠症患者に対して薬剤師主導で非盲検無作為割付け臨床試験を実施し、ベンゾジアゼピン系睡眠薬からオレキシン受容体拮抗薬、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬へ変更することの有効性を明らかにしました。この研究成果は、Clinical Neuropharmacology誌に掲載されました。
Shigetsura Y., Imai S., Endo H., Shimizu Y., Ueda K., Murai T., Itohara K., Nakagawa S., Yonezawa A., Ikemi Y., Fukatsu S., Kitada N., Terada T., Nakagawa T. & Matsubara K. Assessment of Suvorexant and Eszopiclone as Alternatives to Benzodiazepines for Treating Insomnia in Patients With Major Depressive Disorder. Clin Neuropharmacol 45, 52–60, (2022).
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2022-05-11業績梅村圭祐薬剤師、片田佳希薬剤師、中川俊作助教らは、呼吸器外科及び感染制御部と共同で、抗真菌薬イトラコナゾールの錠剤をレモン飲料とともに服用することがその吸収効率に及ぼす影響について症例報告を発表しました。この報告は、Journal of Infection and Chemotherapy誌に掲載されました。
梅村圭祐薬剤師、片田佳希薬剤師、中川俊作助教らは、呼吸器外科及び感染制御部と共同で、抗真菌薬イトラコナゾールの錠剤をレモン飲料とともに服用することがその吸収効率に及ぼす影響について症例報告を発表しました。この報告は、Journal of Infection and Chemotherapy誌に掲載されました。
Umemura K., Katada Y., Nakagawa S., Sugimoto M., Matsumura K., Yonezawa A., Nagao M., Ohsumi A., Date H. & Terada T. Improved absorption of itraconazole tablet by co-administration with lemon beverages in a lung transplant recipient: A case report. J Infect Chemother, in press, (2022).
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2022-04-18業績森田真樹子薬剤師、米澤淳准教授らは、小児科、産婦人科との共同で、ロフラゼプの母乳および血中濃度測定を実施し、うつ病合併妊産褥の薬物治療を考察する上で貴重な症例を提示しました。この研究成果は、医療薬学誌に掲載されました。
森田真樹子薬剤師、米澤淳准教授らは、小児科、産婦人科との共同で、ロフラゼプの母乳および血中濃度測定を実施し、うつ病合併妊産褥の薬物治療を考察する上で貴重な症例を提示しました。この研究成果は、医療薬学誌に掲載されました。
森田真樹子, 米澤 淳, 大村友博, 中川俊作, 志田あゆみ, 今井哲司, 河井昌彦, 松倉 崇, 丹羽房子, 岩永甲午郎, 伊尾紳吾, 近藤英治, 松原和夫. ロフラゼプ酸エチル活性代謝物の褥婦母乳およびその児の血中濃度を測定した2症例. 医療薬学 48(4), 149-153, (2022).
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2022-04-05業績松田裕也薬剤師、中川俊作助教らは、感染制御部および呼吸器外科と共同で、抗真菌薬イトラコナゾールが免疫抑制薬シクロスポリンおよびタクロリムスの血中濃度に及ぼす影響を明らかにしました。この研究成果は、Biological and Pharmaceutical Bulletin誌に掲載されました。
松田裕也薬剤師、中川俊作助教らは、感染制御部および呼吸器外科と共同で、抗真菌薬イトラコナゾールが免疫抑制薬シクロスポリンおよびタクロリムスの血中濃度に及ぼす影響を明らかにしました。この研究成果は、Biological and Pharmaceutical Bulletin誌に掲載されました。
Matsuda Y., Nakagawa S., Yano I., Masuda S., Imai S., Yonezawa A., Yamamoto T., Sugimoto M., Tsuda M., Tsuzuki T., Omura T., Nakagawa T., Chen-Yoshikawa T. F., Nagao M., Date H. & Matsubara K. Effect of Itraconazole and Its Metabolite Hydroxyitraconazole on the Blood Concentrations of Cyclosporine and Tacrolimus in Lung Transplant Recipients. Biol Pharm Bull 45, 397-402, (2022).
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bpb/45/4/45_b21-00738/_article